モデルオーディションコラム
2019/09/13 プロダクションの日常
モデルになるにはどんな方法があるの?
みなさんこんにちは。
モデルオーディションを受けようと思っている人
モデルを目指す全国の人を応援する
モデルオーディション運営事務局です。
モデルになりたいと思っているみなさん。
どうすればモデルになれるのか悩みませんか?
今はフリーでも出来ると言う話もあるし、モデル学校もある。
モデルプロダクションに入ると言う方法もあるみたいだけど、どれが自分に合ってるの?
そんな風に悩んでいる人はとても多いと思います。
【モデルをするにはいくつかやり方がある】
モデルになろうと思った時に、やり方がいくつかあります。
それを改めてご紹介します。
①フリーランスで自分でやる
事務所に入らずに個人でSNSをやり、ネット等で仕事をもらいます。
1人社長さんのようなものです。
②事務所に専属で所属する。
これはモデル事務所のオーディションを受けて、モデル事務所に専属契約で所属してしまうというやり方。
事務所が色々と教えてくれ、サポートしてくれて、仕事も事務所からもらいます。
売れているモデルはほとんどが事務所に所属しています。
③まずはモデル系の専門学校やスクールに通う
いきなりフリーで仕事を取ったり、事務所に入るのではなく、まずは学ぼうと言うやり方。
基礎からしっかりと、業界の常識やポージング、ウォーキングを身に着けて、そこから活動方法を考えると言うやり方になります。
最終的には、フリーか専属かを選ぶことになります。
【フリーの良い所とデメリット】
モデルとしてフリーランスで活動することのメリットはなんでしょうか?
それは、なんといっても自由ということ。
やりたくない仕事はしなくてもいい。
苦手なことはしなくてもいい。
休みたいときは休めばいい。
スタッフから口うるさく何かを指導されることもありません。
そこを魅力に感じてフリーでされる方もいます。
ただし、デメリットも実は大きいんです。
・誰も教えてくれる人がいないので成長できない
スタッフがいない分、基礎から学ぶと言うことがありません。
せっかく年数重ねて頑張ってもあまり自分のレベルが上がらないのがもったいないです。
また、現場に行った時に基礎がわかっていませんから、現場でがっかりされるとか、怒られると言うことは多くなると思います。
ゆえに専属の人とどんどん差がつくので自信を無くしがちかもしれません。
・ギャラが安いまま使われがち。
モデルを使う側が何故フリーランスのモデルを使うのか?
使う側からすると当然モデル事務所と言う企業に専属で所属している専属モデルの方が安心です。
何かあれば事務所が責任を取ってくれるし、ちゃんと指導もされていますから、仕事の質が高い。
それでもフリーランスのモデルを使うには理由があります。
それはギャラが安いから。
つまりフリーランスのモデルは安く使えるというのが、モデルを使う人たちの考えなのです。
フリーランスのモデルは自分を使ってもらう立場でありながら、自分で値段交渉もするわけです。
どうかわたしを使ってくださいと頭を下げながら、値段交渉もするのは至難の技。
よほど営業に自信のある人しかできないでしょう。
そして最初に安い値段で使われると値上げをしてもらうことはほとんどありませんから、何年やってもギャラが安いままになりがちです。
・チャンスが少ない。
フリーランスのモデルに来る仕事は、極端に小さい仕事です。
ある程度以上の仕事と言うのは、影響が大きいので、ちゃんと契約書を交わします。
ところがフリーランスモデルという個人とは大きな契約はできません。
ですから、フリーのモデルに来る仕事と言うのはギャラも安く、比較的誰でもOKなものがほとんどです。
一度きりの人生、モデルという大きな挑戦をするのに、最初から自分の可能性を限定してはとてももったいないと思います。
・一度フリーのモデルでやると専属になりづらい。
一度でもフリーのモデルでやってしまうと、専属になりづらくなります。
一度フリーモデルとして安く使った場合、フリーモデルで大した能力は無いけど、安く使えると言うイメージがつきます。
一度そうなるとそのイメージを払しょくするのは大変なのです。
また、フリーモデルは契約書無しで案件をすることがほとんど。
毎回弁護士さんに頼んで契約書を自分で用意する・・本当はそうすべきですが、そんなことをすればギャラより高い契約書作成代金になります。
ということで無契約でモデルの仕事をします。
そうなると自分の写真はほぼ使われ放題になると思っていいでしょう。
モデルとしての大きな案件やチャンスほど、この仕事以外はしないでくださいという契約書が必要です、つまり他で使われ放題になっていると、それが原因で大きな仕事はできなくなります。
専属のモデルたちは、仕事をするときに、契約書を交わして、自分の写真を使っていいのは〇年〇月までという期限が決められているのです。
このことを知らずに無契約で仕事をやっていくフリーのモデルさんはある意味搾取されているという見方もできます。
【専属の良い所とデメリット】
専属モデルの良い所はどんなところか?
この話をする前に一つ注意を。
当然ですが、事務所には良い事務所と悪い事務所があります。
ここからの話は、あくまでも良い事務所を選んだ場合と思ってください。
どこの事務所でも同じと言う事ではないのでご注意を。
ということで、みなさんが事務所選びで困ることがないように、まずは良い事務所の条件をお話しします。
・ホームページでスタッフの顔やプロフィール、会社のことなど、あらゆる情報がちゃんと公開されていること
・スタッフとちゃんとコミュニケーションが取れ、自分の話を親身に聞いてくれ、わからない事や不安なことは的確に教えてくれること。
・契約金やレッスン費用などの料金が明確であること。
後から追加で色々とお金がかかる場合が多いですから注意が必要です。
・仕事やチャンスが最低でも月に一度くらいは来ること。
・最初は何もわからないわけですから、基礎からちゃんと教えてくれること。
このあたりをちゃんと押さえてください。
良くある実際の失敗例は
・大手だからと所属してみたら、売れっ子にスタッフがつきっきりで、自分は放置されている。
・無料といわれて所属したが、仕事もないし、指導もしてくれない、しかも契約上すぐに辞めれないから次の事務所に移れない。
・入ってみたらすごくパワハラ。怒鳴られ、否定され、自信を無くしてしまった。
・セクハラがひどい。
・女優の仕事と言われて現場にいったらAVだった。
・スタッフと連絡がほとんどとれない、こちらから連絡しても迷惑そうにされる。
これらは実は実際にうちに寄せられた相談です。
皆さんは失敗しないように気を付けてください。
良い事務所に所属できた場合の専属のメリットは?
・ちゃんと基礎から教えてくれるから、何もわからなくても、安心してオーディションや現場に挑める。
年数を重ねるほど見た目やコミュニケーション能力や自分の魅力がどんどん磨かれ、自信になる。
・オーディションや仕事がちゃんとくる。仕事も少しずつレベルが上がっていき、大きなモデルの仕事のチャンスもある。
・所属者やスタッフなど良い仲間ができる。サポートしてもらったり、落ち込んだ時は支え合えるので、長く続くことができる。
・事務所が営業やプロモーションを考えてくれ、値段交渉もしてくれるし、危険なことからも守ってくれるから、安心して活動できる。
・専属モデルと言うだけで現場での扱いが違う。
・フリーに比べるとギャラが高い。最初に契約金やレッスンの費用がかかったとしても、元が取れてフリーよりも手取り額は多くなる。
専属のデメリットは?
専属モデルのデメリットは、契約金やレッスン等の費用がかかることがほとんどなことです。
逆に無料となると、小さな案件しかない登録制に近いプロダクションかもしれません。
また、自分に合わない事務所やコミュニケーションが取れない事務所など、事務所選びを間違うと大変ストレス。
場合によっては、契約上すぐに移籍できなかったりします。
専属の場合は良い事務所を選べば最高。
悪い事務所を選んでしまったら最悪。
そんな感じです。
ですから、もし事務所を選ぶなら、実際に一緒に仕事をしていくスタッフの人柄誠実さはちゃんと見抜いてくださいね。
モデルオーディションに関する悩みのある方は、お気軽にお問合せください。
スタッフが親身にお悩みに答えます。
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モデルオーディション 運営事務局
田井和男
モデルになる為の情報盛りだくさんの